テナーサックス、クラリネット
1951年生まれ 東京都出身。15歳から独学でテナーサックスを吹き始める。18歳の時、楽器を使った仕事をし始め、ナイトクラブ、キャバレーバンドを転々とする。
そんな中、ジャズピアニストの大野肇氏に見いだされ、共演する機会を得ることによって、ジャズ演奏の活動が始まった。20歳になって、(財)ヤマハ音楽教室でジャズ理論を渡辺貞夫講師より学ぶ。その間、ビッグバンド豊岡豊とスィングフェイスに入団するが、ジャズ理論受講の妨げになるので、3か月間程で退団する。
1973年4月、原信夫とシャープス&フラッツに入団する。1976年5月に退団するまで、様々なジャズコンサート、レコーディング、TV関係の仕事、海外ツアーそれと他のバンドではなかなか体験できない外国人タレントのバックバンドを経験した。
その後は村田浩とザ・バップバンド、八城一夫クインテッドに在籍した後、1978年9月東京キューバンボーイズに入団する。1979年5月に退団するまで、赤坂のナイトクラブニューラテンクォーターに、ハウスバンドとして出演もした。
1979年7月、小原重徳とザ・ジョイフルオーケストラが結成され、それと同時に同バンドに入団する。そのバンドはホテルニューオータニの専属バンドとして、主にホテル内のガーデンラウンジで演奏し、それ以外にもNHKのTV番組「ザッツミュージック」にレギュラー出演している。
1993年、親の介護の為演奏活動から遠ざかる。介護から解放された後の2006年から、徐々に演奏活動を再開し、渡辺正典とキングクレオール等のデキシーランドジャズのバンドに参加するようになる。現在は外山喜雄とデキシーセインツで、クラリネットを担当している。同バンドのニューオリンズ、ニューヨークツアーには、幾度となく参加し、トラディショナルなジャズの感覚を磨いている。